ポスター立ち会い時間:2026年8月18日(火) 13:40 - 14:40

1. 初修外国語学習におけるAI活用の実態と学習者の意識ー「楽」より「学び」を選ぶー

大前 智美(大阪大学)

発表キーワード
生成AI活用
ビデオプレゼンテーション
学び方の学び

本発表では,初修ドイツ語授業において生成AIを活用したビデオプレゼン制作の実践報告を行い,学習者のAI利用意識を分析する。受講生を対象としたアンケート調査に基づき,AIとの共生が外国語学習に与える影響を考察する。AIを活用した学習についてのアンケート調査の結果,学習者は「楽をする」ためではなく,自分自身のレベルに適応させるための制御とファクトチェックを行うなどの検証を主体的に行いながらAIを活用している実態が明らかになった。また,AIによる省力化で生まれた時間を発音練習等のアウトプットの練習のために充足するなど,学習時間やリソースを調整していることが確認できた。本アンケート調査の結果,学習者はAIを「楽」をするためのツールとしてではなく,学びの幅を広げるためのツールとして活用できることが示された。初修外国語におけるAIの活用による学習方略の更新や学習者の意識について報告を行う。