ポスター立ち会い時間:2026年8月18日(火) 13:40 - 14:40

6. 記述式回答の入力過程からの自信がない箇所の検出 ―入力遅延の要因の調査と判別―

内海 翔太(三重大学大学院)

発表キーワード
入力過程分析
記述式演習
自信推定

講師は,学習者の理解状況を把握するために,演習を行う。演習では,学習者の解答だけでなく解答中のふるまいからも,学習者の理解状況を推測できる。これまで,我々はPCで記述式の解答を入力する過程において,学習者の自信がない箇所の近辺で入力の遅延が生じるという仮定の下で,遅延箇所の検出法および学習者の自信がない箇所の講師への提供法を検討してきた。本稿でも,この仮定の下での検討を続ける。入力の遅延を引き起こす要因は,自信がないことだけではなく,PC操作の技量・解答文の推敲などがある。そこで,これまで行ってきた入力の遅延箇所の検出と遅延原因の推定を組み合わせることで,各学習者の自信がない箇所を高精度で検出することをめざす。具体的な実施内容は,(1)遅延原因ごとの遅延パターンの調査,(2)遅延パターンに基づいた,入力過程からの遅延要因の判別法の検討である。