ポスター立ち会い時間:2026年8月18日(火) 13:40 - 14:40

3. AI自動採点と即時フィードバックを用いた大規模ライティング授業の設計と教育的意義

小野 真嗣(北見工業大学)

発表キーワード
大規模クラス
アカデミックライティング
AI活用

本研究は、約450名を対象とする講堂での大規模アカデミックライティング授業において、AIを中核とした課題運用・採点システムを構築した事例を報告する。授業では文構造、語彙選択、要約、盗作回避などの基礎技能を扱い、学術文の型を体系的に習得させることを重視している。学生は課題用紙を撮影して持ち帰り、LMS上で作文を作成・提出し、教員はCSV形式で一括取得した提出物をAIにより自動採点する。結果はJavaScriptによる個別閲覧画面で迅速に提示される。AI時代には、条件入力だけで生成文を提出する学生と、AIを自己修正の補助として活用する学生に分かれる傾向があり、基礎的技能を授業内で確実に教える意義はむしろ高まっている。本取り組みは、大規模授業においてAIを活用しつつ、学生が文章を読み、構造を理解し、改善する学習プロセスを維持するための教育的基盤を提供するものである。