8月19日(月)14:15〜15:55[会場:1号館105]

CIEC春季カンファレンスでは2021年から(厳密には2020年から)、PCカンファレンスでも2021年からU-18のセッションが設けられ、K-12の参加が本格的になってきました。実際、U-18セッションでは意欲的な研究も多く、K-12参加者のみならず、大学教員参加者、一般参加者も大きな刺激を受けています。これらは、K-12の生徒本人に努力と同時に、指導される教員の方々のご尽力に依るところも大きいと思われます。

一方、2018年8月25日に、CIECウェブサイトに掲載された若林靖永会長のメッセージにより、いくかの課題が提起されました。そのうちの一つが、学会活動への参加者を拡大していくこと、つまり、従来CIECの活動に参加していなかったカテゴリーの人々を巻き込んでくことに取り組んでいくということでした。それを受けて、中期活動計画(4)として「K-12(小中高校生)の参加者化」が定められ、「K-12(小中高校生)本人が学会活動に参加する」ことを目指した仕組み・仕掛けを構築することが、活動の柱の一つとして掲げられています。

このように、U-18セッションの活発化、中期活動計画の取り組みは方向性を共有できるものであり、中期活動計画(4)担当者も、K-12の児童・生徒の指導者向けに、研究の進め方、効果的なプレゼン、論文執筆の基礎についてのヒントを提示する企画を検討して参りました。

そこで、PCカンファレンスで毎年開催されているセミナーの一つとして、K-12との関わりが深い小中高部会、および、会誌の発行を担当する編集委員会の合同で、以下の企画の提案をいたします。


構成


  1. 趣旨説明(名古屋大学・中村泰之)【5分】
  2. セミナー1:論文の執筆入門(青山大学院大学・CIEC会誌編集委員会委員長・寺尾敦)【30分】
  3. セミナー2:効果的なプレゼン入門(早稲田大学高等学院・吉田賢史)【30分】
  4. 質疑応答【30分】
  5. 総括【5分】