8月23日(土)12:20〜14:00[会場:未定]

近年、AI・データサイエンス教育の重要性が高まる中において、正課内での学修に加え、正課外活動を通じた実践的な学びの機会が求められている。特に、実社会で求められる実践力を育成する観点から、学内に閉じた活動ではなく、学外で開催される各種コンテストやコンペティションへの参画が強く期待されている。一方で、これらの活動への参加は教育的効果が高いとされる一方、指導にかかる教員の負担も小さくはなく、参加のハードルが高いと感じる教育関係者も少なくないのが実情である。

本セミナーでは、統計データ分析コンペティション(総務省統計局)、統計グラフ全国コンクール(シンフォニカ)、データ解析コンペティション(経営科学系研究部会連絡協議会)、スポーツデータサイエンスコンペティション(日本統計学会)、マーケティング分析コンテスト(野村総合研究所)、IDR ユーザフォーラム(国立情報学研究所)等のデータ分析系コンペティションへの児童・生徒・学生の参画を通じて得られる教育的効果に着目し、学習意欲の向上、協働的な学びの促進といった観点から、初等中等教育および高等教育における正課外教育としての可能性を探るとともに、具体的な取り組み事例を交えて、導入の手法、指導体制の構築、評価のあり方について考察を深める。

本セミナーを通じて、参加者が各種コンペティションへの参画のきっかけを得ると同時に、データサイエンス教育の質的向上に資する実践的な手がかりとなることを期待する。


セッション


1. 初等中等教育におけるデータ分析系コンペティションへの参加について(仮)

  • 竹内 光悦(実践女子大学)

2. 高等教育におけるデータ分析系コンペティションへの参加について(仮)

  • 岡部 格明(同志社大学)(予定)

3. データ分析系コンペティション等を取り入れた教育プログラムに関する課題(仮)

ファシリテーター

  • 竹内 光悦(実践女子大学)

パネリスト

  • 宿久 洋(同志社大学)
  • 未定
  • 未定