セミナー
CIECの自主的な活動組織(委員会・部会・支部)や有志メンバーによる企画として、以下の4つのセミナーが予定されています(追記:うち1つが中止となりましたが、他の3つは開催されます)。
8月13日(土)12:20〜14:00
PとCから語るこれからの学習環境デザイン(有志企画)【中止】
このたび企画していたセミナーにつきまして、登壇メンバーと共に対面でのワークショップを念頭に設計してきました。オンラインでの実施となるとかなりの内容変更を余儀なくされるために今回は「中止」という判断をさせていただきました。企画自体は非常に面白いものになっていますので対面が可能なタイミングでみなさまにお会いできればと思っています。(文責:関西大学・松下慶太)
コロナ禍でのリモート授業、GIGAスクールなどによる環境整備に加え、メタバースの展開などオンラインを通じた学習環境は拡大しています。それと同時に、教室やキャンパスで行われるオフライン経験のパワフルさは以前とはまた別の形での再定義や位置も検討されることになるのではないでしょうか。こうしたオンラインとオフラインが統合される時代に学習環境デザインはどういった営みになるのか?
PCカンファレンスという機会を活かして、先鋭的な実践を行ってきたゲストを迎えてみなさんとワークショップ形式でこれからの学習環境デザインを「P」と「C」から考え、語りたいと思います。PCがPersonal Computerであることはもちろんですが、「P」はPlayful, Projects, Peers, Passion, また「C」はCommunication, Collaboration, Creation, CurationなどさまざまなPとCがあります。みなさんの大事にしたいPとCは何ですか?
CIEC会誌『コンピュータ&エデュケーション』に採択されるために —APA Publication Manual に学ぶ論文の書き方—(編集委員会企画)
本セミナーでは、アメリカ心理学会(APA)が発行する APA Publication Manual (7th Edition) に基づき、タイトル、アブストラクト、イントロダクション、図表の書き方を学びます。これらは、『コンピュータ&エデュケーション』への投稿論文において、改善すべき点がしばしば見られるところです。APA Publication Manual は「APA スタイル」と呼ばれる論文執筆のガイドラインを提示しています。 このマニュアルは、単なる執筆要綱ではなく、学術論文の書き方を詳細に解説しています。そのため、APA スタイルに従って投稿論文を書く必要のある学術雑誌だけでなく、どの学術雑誌に論文を投稿するときにも役立つ内容となっています。
8月13日(土)14:15〜16:10
望ましい情報Ⅰのあり方 ~大学入試共通テスト「情報」を見据えて~(小中高部会企画)
高等学校で今年から施行されている新学習指導要領。情報科では必履修科目「情報Ⅰ」と選択科目「情報Ⅱ」に再編され、新しくプログラミング等も取り入れられている。また2025年度大学入学者選抜に係る大学入試共通テストに「情報Ⅰ」が出題科目として追加される。このセミナーではこういった新しい動きを見据えながら、始まったばかりの新しい「情報Ⅰ」の望ましいあり方について議論していきたい。
コロナ前・コロナ下・コロナ後で大学生の学びへの考え方の変化はあったのか?(生協職員部会企画)
キャンパスへの登校・対面講義が日常だったコロナ前。それがコロナ下で大きな変化が発生した。
コロナ前の状況で大学生活を過ごし、コロナ下となり学びの変化を感じた学生(4年生)と、コロナ下で入学しコロナ下で大学生活を過ごしてきた学生(2-3年生)に学びへの変化に思うことに、また今後大学での学びに期待することを報告を受け、コロナ後の大学生が希望することなどを議論したい。