8月19日(土)14:15〜15:55

初等中等教育においては、学習指導要領の改訂によりデータサイエンス教育が拡充され、高等教育においても、文部科学省の「数理・データサイエンス・AI 教育プログラム認定制度」にも関係し、データサイエンスに関係する学部・学科、または副専攻などの開設など、各大学において導入に関する動きが活発になっている。

一方でこれらの導入の必要性は十分に理解できたとしても、急激な動きから、どのような内容にすべきか、評価はどうすればよいのか、など、導入方法や導入後の動きなどは前例を探しにくく、さまざまな起こりえる課題等について、情報共有することで、さらなる発展に繋がると思われる。

本セミナーではこのような状況を含め、初等中等そして高等教育に体系的に繋げるデータサイエンス教育の情報共有を目指し、お二人のご講演者をお招きし、その導入事例と課題等について、ご講演いただき、最後にご講演者および大学教育のパネラーにも参加いただき、関連の課題や今後の展開について、会場の参加者と共にディスカッションを行う。

具体的な内容については、以下を参照されたい。

1. 小中高のつながりを意識したデータサイエンス教育〜中学校数学科を中心に〜

  • 藤原大樹(お茶の水大学附属中学校)

2. 高等学校におけるデータサイエンス教育 ーAIアプリケーション開発からデータ分析手法を学ぶ授業実践からー

  • ドゥラゴ英理花(聖徳学園中学・高等学校)

3. 初等中等教育におけるデータサイエンスに関するパネルディスカッション

司会:竹内光悦(実践女子大学)

パネラー:

  • 藤原大樹(お茶の水大学附属中学校)
  • ドゥラゴ英理花(聖徳学園中学・高等学校)
  • 平田義隆(京都女子高校・京都女子大学)
  • 宿久洋(同志社大学)
  • 中村泰之(名古屋大学)

テーマ:初等中等教育+大学への向けて、データサイエンス教育の現状と今後目指すための課題について