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2005 PCカンファレンス 実行委員会事務局
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論文集 セッション別一覧(分科会タイムテーブル) 詳細

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開催日時別一覧

上の開催日時に対する会場は下記の通りです.

F. 自然科学におけるITの利用

13:20 - 13:45 WBTによる数学教育の効果 PDF File
早稲田大学では2002年から、主に推薦入学者を対象に入学前教育を実施している。株 式会社チャレンジネットが開発中であるWBTを利用した高校数学学習教材をインターネ ット上で提供し、入学前に自学自習の機会を提供している。本報告では、早稲田大学にお いてのWBTによる数学教育の現状について効果や問題点を考察する。具体的に は、以下の点を中心に考察をする。WBT教材のコンテンツの注意点や問題点については、 利用者が学習中に理解できなかったり、疑問を感じたときに実際に送信した質問メールの 内容をもとに考察をする。また、WBT教材の習熟度については、学習する前に解か なくてはならない確認問題の成績と学習後に解かなくてはならない演習問題の成績を比 較することや、利用者の感想などをもとに考察をする。
登壇者古川 勉(早稲田大学メディアネットワークセンター)
共著者小泉 大城(早稲田大学メディアネットワークセンター) ,瀧澤 武信(早稲田大学メディアネットワークセンター)
13:50 - 14:15 コンピュータを用いた基礎物理学実験 PDF File
新潟大学教育人間科学部物理学教室では、学生の情報機器操作の習得および実験の効率化を目的にコンピュータなどの活用を進めている。基礎物理学実験では結果をリアルタイムで表示できるITセンサーを利用した実験、表計算ソフトを利用したグラフの絵画を行っている。例えば、アトウッドの装置とともに、運動を表示させるITセンサーを用いて重力加速度を測定している。今後、情報機器の活用を図る予定であるが、WEBを通じた資源の共有、学生の評価などの課題が残る。
登壇者廣瀬 敏行(新潟大学教育人間科学部)
共著者五十嵐 尤二(新潟大学教育人間科学部)
14:20 - 14:45 学校における子どもの疲労調査と情報処理 PDF File
近年、子どもは疲れていると言われる。睡眠時間の減少や食生活の変化な ど、生活習慣の影響とも言われている。このような報告はこれまでに多く あるが、それらの多くは被験者へのアンケート調査など主観的疲労感に依 存するものである。また、生理的データをフリッカー値や消費熱量の計測 、唾液アミラーゼの活性測定などによって得て、分析するものであった。 本学における研究から、カオス理論を用いて子どもの声を解析することで 、子どもの大脳活性度を評価することが、既に可能である。簡単な文章の 朗読等の方法により発話させ、それを録音した音声データをPCで解析する という実験を、本学附属学校の子どもを対象に行った。また、同時に自覚 疲労についてのアンケートを行い、解析結果を評価したところ、有効な結 果を得たので報告する。本研究は学校での子どもへの生活指導や効率的か つ効果的な時間割等のカリキュラムの開発に寄与するものである。
登壇者田川 貴章(東京学芸大学)
共著者平井 貴士(東京学芸大学) ,高藪 学(東京学芸大学)

所属は2005年4月15日現在のものです.

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