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2005 PCカンファレンス 実行委員会事務局
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論文集 セッション別一覧(分科会タイムテーブル) 詳細

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開催日時別一覧

上の開催日時に対する会場は下記の通りです.

C. コミニュケーション環境

9:30 - 9:55 学習スタイルに応じたCALLと教師の役割 PDF File
従来の外国語教育においては、教師が教室活動、カリキュラムを工夫し、個々の学習者の様々な学習スタイルを考慮する必要性が説かれている。では、コンピューターが学習活動の中心となっているCALLの授業においては、学習スタイルへの対応はどのように行われるべきなのだろうか。本発表ではまず、約200名のCALL授業を受講している大学生の学習スタイルを調べ、そのスタイル別に見られるCALLに対する意識の違いを調べる。どのような学習スタイルを持つ学生が、どのようなCALLの授業、アクティビティを好み、どのような意識を持って取り組んでいるのか。さらに、これらの結果を踏まえた上で、様々な学習者の学習スタイルを考慮し、教師にはCALLの授業においてどのような工夫、取り組みが必要とされているのかを考察する。
登壇者工藤 多恵(立命館大学)
共著者楠木 理香(立命館大学)
10:00 - 10:25 eラーニング運用システムの利用実態と評価 PDF File
発表者らは東京外国語大学大学院の21世紀COEプログラム『言語運用を基盤とする言語情報学拠点』で開発された多言語eラーニング教材『TUFS言語モジュール』を,eラーニング運用システムであるWebClass上で運用している。これらの有効性を知るため,大学のスペイン語の授業でこれらを利用し,使用記録とアンケート調査,プレテスト,ポストテストにより利用実態と効果性の調査を行った。その結果は教材の有効性を示唆するものであったが,幾つかの問題点も残した。eラーニングの利用は利用者のICTリテラシーに左右され,特にアカウント情報の利用に影響する点や,訳文や要点をまとめたノートの作成など,従来的な語学学習法をeラーニングにも持ち込む利用者が多い点などである。これらを解決するには,大学側との協力,アカウント情報管理方法の技術的改善,eラーニングのガイダンスに従う利用者側の意欲を高めることが必要である。
登壇者林 俊成(東京外国語大学)
共著者結城 健太郎(東京外国語大学大学院)
10:30 - 10:55 Webを利用した語彙サイズテストの開発 PDF File
語彙力は、英語をはじめとする外国語学習者にとって 最も重要な能力の1つであるといえるが、市販の単語 集などで示されている「○千語レベル」という数字は 、あくまでも、ある水準に必要な語彙数を示すもので あって実際の私たちの語彙サイズを示すものではない 。そこで実際に各学習者がどれくらいの量の単語を習 得しているかを測定するためのテストである語彙サイ ズテストを開発しようと考えた。本研究では、語彙サ イズのレベルを3000語レベル(Laufer(1992)では、被 験者の語彙レベルが3000語レベルを境に読解力に有意 差が見られたという結果が得られたとある)まで測定 できるような語彙サイズ測定テストを作成し、その実 用性および信頼性を、記述式テストの結果との相関分 析から明らかにする。また、ホームページ作成ソフト を用いて、このテストをWeb上で受験できるようにし、 誰でも気軽に自分の語彙サイズが分かるようにするこ とを目的とする。
登壇者奥山 慶洋(茨城工業高等専門学校)
11:00 - 11:25 フランスの高校との電子会議の運営と評価 PDF File
 インターネット上でのテレビ会議は特に語学教育においては重要なメディアになってくると思われるが、事例の多くが英語を使ったもので、フランス語での事例、特にフランスの学校との事例はきわめて少ない。その試みを、高校で行った。今回の発表では、会議を実施するまでの経緯、運営、実際の会議の内容、その意義について分析、報告する。  本研究は、現在フランス大使館が進めている日仏交流プロジェクト"Colibri”の一環で行われている。パリのラ・フォンテーヌ高校を昨年秋に訪問した際に、テレビ会議を行うという計画が持ち上がり、今年(2005年)の2月に第一回目を行った。  テレビ会議の意義は、1語学学習 2コミュニケーション能力の育成 3異文化体験にあると思われるが、実際のテレビ会議はどうであったのかを分析する。
登壇者山崎 吉朗(カリタス女子中学高等学校)
11:30 - 11:55 児童用英語学習パソコンソフトの類型と特徴 PDF File
2002年度から小学校では、国際理解教育の一環として英語活動が行われているが、教科書は存在せず、教員が教材を準備することになっている。児童の英語学習は、一部の家庭、私立学校や塾などでは以前から行われてきており、そこでは教材の一つとしてパソコンソフトが使われてきた。マルチメディアを活用したパソコンソフトは、教授品質の確保、学習の動機付け、双方向性、学習者中心性などの特長を持っており、小学校の英語活動の教材として利用することも考えられる。実際のところ、近年、教科書出版社もパソコンソフトを作成し始めている。筆者は、児童を対象にした英語パソコンソフトのうち市販のスタンドアローン型について、言語材料、使用場面、使用技能、学習方法、ソフト操作性などを調査し、パソコンソフトの類型と特徴の分析を行った。本発表では、その分析結果を報告し、パソコンソフトの小学校英語活動の教材としての有用性を考察する。
登壇者入江 公啓(常葉学園大学)

所属は2005年4月15日現在のものです.

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