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2005 PCカンファレンス 実行委員会事務局
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論文集 セッション別一覧(分科会タイムテーブル) 詳細

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開催日時別一覧

上の開催日時に対する会場は下記の通りです.

A. 学習者のコミニュティ

9:30 - 9:55 本と人・人と人との絆を結ぶ互恵的な読書環境の創出 PDF File
慶応大学と上智大学では,2000年より“Reading for Pleasure” という多読の授業を行ってきた.「教室」と「IRC (Interactive Reading Community)」というホームページhttp://www.sfc.keio.ac.jp/iwc/IRC/ を媒介にして「仲間と読み合う互恵的な関係」の中で「自律的な読み手」を育ててきた.この授業では,学生が「読む人」として「主役」を演じる.そして,教師は,一人ひとりの「本」との出会いと対話,「仲間」との出会いと対話,「自分」という存在との出会いと対話が生まれるための「媒介者」としての役割を演じる.このような教師と学生の新しい教育的な関係に立脚し,「本を媒介にして,人と人との絆が生まれ,共に学び合う」授業が循環的に展開されていく中で,どのように「自律的な読み手」が育っていくか,「自律的な読み手を育てる互恵的な読書環境」づくりを紹介する.
登壇者水野 邦太郎(慶応義塾大学)
10:00 - 10:25 研究者,学芸員,学生との連携によるWeb教材の制作とその効果 PDF File
貴重な資料を保有する博物館とコンテンツ制作のスキルを持つ学生が連携し教材開発を行うプロジェクトが多く実施されるようになってきた.これらの第一の目的は,博物館の情報発信を支援する教材の提供である.しかし,プロジェクトを遂行する過程で,学生は,技術力だけではなく,創造力,表現力,達成力を含めた情報技術の実践的力を高めることができる.本研究では,大学と国立天文台が連携をして,Web教材「見学に行こう(野辺山)」等を開発する中で学生が本プロジェクトを通じて得たスキル(コミュニケーション力,課題達成力等)の検証を行う.更に,他機関とのプロジェクトを遂行するには円滑なコミュニケーションが極めて重要である.本研究で用いたコミュニケーションツール(電子掲示板,Weblog等)の効果的なブレンド方法についても論じる.
登壇者岩崎 公弥子(金城学院大学)
共著者縣 秀彦(国立天文台) ,安田 孝美(名古屋大学)
10:30 - 10:55 百周年記念映像制作におけるプランと考察 PDF File
従来、大学における記念映像制作は、アナログ技術を 基にしており、非常に限られた専門・技術者集団・業者 に委託されていた。そのため、大学の関係者、特に学生 の関わる領域は少なかった。デジタル時代を迎え、映像 製作に必要な情報機器、機材、ソフトウェアなどは比較 的安価なものとなってきており、またその使用するに当 たり必要とされる技術もさほど高いものではなくなって いる。本発表では、早稲田大学商学部100周年記念映像 製作を例にとり記念映像を製作するにあたって直面した実際 的な問題点とその解決方法を報告する。特に記念映像を 制作するにあたり掲げたフィロソフィーとその実践に重 きをおき報告する。あわせて、学生たちによって製作さ れた作品を紹介し、その反響などについても簡単に述べ る。
登壇者篠原 瑛(早稲田大学商学部)
共著者高橋 敬隆(早稲田大学商学部) ,星 健太郎(早稲田大学国際情報通信研究科)
11:00 - 11:25 教師の気づき「バージョンアップ学習会」 PDF File
[確かな学力]を育成し[生きる力]をはぐくむ事を目的とし3年前から新指導要領にそった授業が開始された。 しかし国際的な学力試験の結果を見る限りでは児童・生徒の基礎学力は残念ながら低下を続けている。本件では 新学習指導要領パンフレット(教師向け)で教師に対し投げかけられている、「子どもたちが変わる」そう 思うだけで、胸が躍る。学校は、アナタで変わります。と言うメッセージを重視し、児童・生徒を直接指導し 授業を行う教師の役割や指導方法の向上を目指し、企業が人材を採用する際に現在最も重視しているコミュニ ケーション能力を最大限に引き出す教師向け学習会を実施した。全5回の「バージョンアップ学習会」では、参加者が 情報機器を活用した自作教材を作成する過程の中で、参加者同士がディスカッションや自己・相互評価を繰り返し、 自らのバージョンアップの必要性と教師と生徒が共に学ぶ「共学」の原点に気づいていく過程を報告する。
登壇者河口 紅(特定非営利活動法人さんぴぃす)
共著者大脇 巧己(特定非営利活動法人さんぴぃす)
11:30 - 11:55 学校や家庭における情報機器の使用と疲労 PDF File
情報化が進展するにつれて、情報機器の重要性は 増すばかりである。 一方で、情報機器の使用は精神面だけでなく、 体温低下や集中力の喪失など いわゆる脳が不活性な状態となり、 人体に悪影響を与えると言われてもいる。 しかし、その影響については議論があり、 あたかも百家争乱の様相を呈していると思われる。 そこで本研究では、今までの研究とは違ったアプローチでその問題に取り組みたい。 具体的には、本学共同研究からカオス理論を用いて音声を分析する事で、 脳活性度、あるいは疲労を評価する事が可能である事がわかった。 1人あたり約60秒の声を録音し、 コンピュータで解析する実験を行ったところ、 情報機器の利用状態と、 解析結果との間に一定の関係が観察された。 本研究は、学校や家庭にける安全な学習環境の確保、 学習効率の向上に寄与するものである。 また、情報社会で情報機器の取り扱いは 必要不可欠なものであり、 その影響を見定める事は重要である。
登壇者平井 貴士(東京学芸大学)
共著者鈴木 紀一(東京学芸大学) ,高藪 学(東京学芸大学)
12:00 - 12:25 大学生協組織における学習論の試み その3 PDF File
今報告は報告者の同タイトルの03年、04年のPCカンファレンス分科会報告の継続で ある。その1では大学生協および、協同組合における役職員の学びは、共同体が「文 化的実践」をなす時の組織(運営)活動の中から得られる、と同時に「文化的実践」 は、それを育む事業組織の中に、実績と文化を創造しつづける「組織の風土」を残す ことを提起した。その2では「組織の風土」を(企業経営論の中でしばしば取り上げ られる)組織文化論との関係で考察し、A生協での個々人の中への蓄積の定量化を試 みた。しかしなお、そこに至るに、二回とも掘り下げと展開が不十分であった。今回 はその部分に力を注ぎつつ、試みを続けたい。 
登壇者仲田 秀(明治大学大学院 政治経済学研究科 博士前期課程)
12:30 - 12:55   PDF File

所属は2005年4月15日現在のものです.

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