• 2005PCC終了致しました.

Skip Address

contact us

ご意見・ご質問はこちらの連絡先へお寄せください.
2005 PCカンファレンス 実行委員会事務局
〒166-0012
東京都杉並区和田3-30-22 大学生協会館5F
TEL.03-5307-1195(1123)
FAX.03-5307-1196
pcc-info@ciec.or.jp

論文集 セッション別一覧(分科会タイムテーブル) 詳細

PDF File をクリックすると,論文集(PDFファイル)を開きます.
PDFファイルを閲覧するには Adobe Reader™ が必要です.まだ,お持ちでない方は,Adobe社のサイトから入手してください.

開催日時別一覧

上の開催日時に対する会場は下記の通りです.

C. 教育支援

1 インターネット利用による課題提出について PDF File
建設環境工学通論という科目を他学科の学生に教えている。 100名以上の受講生がいるため、マルチメディアを利用して 講義をしている。講義の概要や補足説明や学生の感想意見なども HPに載せて講義の理解度を高める工夫をしている。 それでも、専門の基礎知識が不足している他学科の学生に、自学科 の学生にするような説明は困難で、それなりの工夫が必要である。 毎回レポート提出を課している。電子メールで回答することに 慣れさせていくうちに、最終課題を出して、それに対して教員も メールで質問して、インターネットによる対話形式で理解度チェック を行い、日常の学習に関する資料とあわせて最終的に成績を つけている。 この講義については、過去2年間PCカンファレンスで発表して きたが、今回は3度目として、効率よく課題提出をうながし ながら成績を合理的につける工夫について述べて、発表を聞いた 教員や学生から、成績評価のやり方に対して忌憚のない意見を いただきたいと考えている。
登壇者宮本 裕(岩手大学工学部)
2 レポートのグループ化によるレポート採点支援に関する研究 PDF File
e-Learningシステムとは教師と学生の教育を支援する双方向なシステムである.しかし,一般的にe-Learningシステムでは,学生に対する支援は充実しているが,教師に対する支援が充実しているとは言えない. 大学などの高等教育機関における講義などでは,学生の評価としてレポートを用いることが多い.しかし,教師にとってレポートの採点は,多くの時間を要し,負担となっている. そこで我々は,学生が提出したレポートをグループ化することによってレポートの採点を支援するモデルを提案する.レポートをグループ化することで,教師はレポートの採点基準を決定しやすくなり,途中で採点をやり直すという事態を避けることができる.また,類似性の高いレポートをグループ化することで,不正なレポートを検出する. 本研究では,レポートをグループ化する手法の検証を行う.さらに,不正なレポートの検出に対する有効性の検証を行う.
登壇者広兼 崇博(徳島大学工学研究科知能情報工学専攻)
共著者能瀬 高明(徳島大学工学研究科知能情報工学専攻) ,森川 富昭(徳島大学病院医療情報部) ,矢野 米雄(徳島大学工学部知能情報工学科)
3 多人数コンピュータ教育のための自己採点ツールの開発 PDF File
 多人数授業を運営する際には,様々な場面において教員に非常に多くの労力が必要とされる. 特に実習形式で実施されるコンピュータリテラシー教育の現場においては, 実際にコンピュータを用いて作成された膨大な数の課題を, 少数の担当教員が人手で採点しなければならないため, 負荷を軽減するための何らかの自動化が求められている.  本報告は,コンピュータリテラシー教育に焦点を絞り, 一番負荷のかかる課題採点に履修者自らが行う自己採点方式を採用し、 そのツールを開発したので、その概要を報告する。 このシステムにより,柔軟かつ効率的で負荷の少ない多人数授業の運営が可能となった. さらに,課題採点に自己採点方式を取り入れることにより,学生の自発的な問題発見能力の向上が確認されている.
登壇者石川 千温(札幌学院大学)
共著者中村 永友(札幌学院大学) ,渡邊 慎哉(札幌学院大学) ,小池 秀勝(札幌学院大学)
4 小規模校におけるOJTとしてのソフト作成 PDF File
学生数140名程度の小規模な専門学校においては、予算や人数の制約から大規模な業務システムの導入を達成できないことがある。また、職員のスキルも市販のアプリケーションの一遍通りの操作にとどまり、業務 スタイルの改善・効率化に踏み込めないのが現状である。筆者も例外ではない。しかしながら2003年より、市販のソフトを利用した業務システムの作成に、後輩職員へのOJTとしての側面を保ちながら取り組んできた。  作成した「学生カード、連絡先シール・名札」等の事例を紹介しながら、一職員としての取り組みがどこまで校務全体に働きかけ得るかを検証したい。  コンピュータの活用を望みながらも理解を得られずにいる方々、小規模校ゆえの苦労を余儀なくされている方々への、エールとして投稿する。
登壇者山田 夕子(愛仁会看護助産専門学校)
5 誤答問題の見直しを促す記述式問題の出題方式の効果 PDF File
形成的テストの主な目的は,間違って理解している点や理解が不十分な点を早期に発見し,これを修正・改善することである.ここで重要なことは,学習者が誤答問題を見直そうと思う気持ちになることである.しかし,同じ学習者であっても誤答問題を見直そうと思う場合と思わない場合がある.著者らが行ったアンケート調査の結果,解答に対する自信の有無が誤答問題の見直しに影響を与える要因のひとつであることがわかった. そこで著者らは以前,自信をもって解答できない場合には無理に解答を求めないというアイデアにもとづく記述式問題の出題方式を提案した.本発表では,この出題方式を実現したシステムについて述べる.また,このシステムを用いた授業実践の結果を検証し,(1)システムの提供する解説が学習者の解答に対する自信にどのような影響を与えたのか,(2)解答に対する自信が見直しにどの程度影響を与えたのか,について述べる.
登壇者田畑 忍(皇學館大学)
共著者森田 直樹(東京工業大学教育工学センター 特別研究員) ,北 英彦(三重大学工学部)
6 携帯電話を用いた学習意欲によるグループ分けシステム PDF File
近年,学生の学習意欲の低下が大きな問題となっている. 文部科学省では1989年に始まる学習指導要綱の改訂にともない 「自ら学ぶ意欲」を重視する改訂を行っており, 学生の自ら学ぶ意欲をいかに育成していくかが大きな課題となっている.  また,従来の学習支援システムでは計算機室に設置された PCで行われることが多いため,設備管理の手間や, 計算機室が使える時間帯に授業のスケジュールを合わるなどの問題がある. このことから,携帯電話を利用することで,実用的で,いつでもどこでも学習できると期待されている.  そこで本研究では,学生の学習意欲を向上させ, 学習効果を高めることを目的し,今回は携帯電話を用いて 学生を学習意欲別にグループ分けするシステムを提案する. 学生の学習意欲を判定し教師に提示することで,学生の学習意欲を知ることができる. この学習意欲をもとに学生に支援を行うことができれば学習効果が上がると考えられる.
登壇者岡田 達也(徳島大学工学研究科知能情報工学専攻)
共著者能瀬 高明(徳島大学工学研究科知能情報工学専攻) ,森川 富昭(徳島大学病院医療情報部) ,矢野 米雄(徳島大学工学部知能情報工学科)
7 遠隔授業における携帯電話の利用 PDF File
獨協大学では2002年にテレビ会議システムが導入され、東京工業大学およびイリノイ大学と遠隔ゼミを行なっている。遠隔ゼミでは、普段のゼミでは得られない成果があった。このテレビ会議システムを用いて、今回は早稲田大学で特別講義を行なうことにした。この特別講義を行なうに当たって、早稲田大学との打ち合わせの結果、携帯電話を授業内で利用することにした。遠隔ゼミの場合は発表後に討論をするため双方向のやりとりが行なわれるが、遠隔講義ではどうしても一方通行になってしまう。この欠点を避けるために、講義はPowerPointファイルを用いて行い、それと同時に携帯電話で質問を受け付けるようなシステムを開発し利用した。また、授業内でアンケートも行えるようになっており、その結果をPowerPointファイルと同時に出力できるようにした。この結果、遠隔授業であってもよりインタラクティブな授業を行なうことができた。ここでは、これらの成果について報告する。
登壇者立田 ルミ(獨協大学)

所属は2005年4月15日現在のものです.

top

<< 一覧に戻る