• 2005PCC終了致しました.

Skip Address

contact us

ご意見・ご質問はこちらの連絡先へお寄せください.
2005 PCカンファレンス 実行委員会事務局
〒166-0012
東京都杉並区和田3-30-22 大学生協会館5F
TEL.03-5307-1195(1123)
FAX.03-5307-1196
pcc-info@ciec.or.jp

論文集 セッション別一覧(分科会タイムテーブル) 詳細

PDF File をクリックすると,論文集(PDFファイル)を開きます.
PDFファイルを閲覧するには Adobe Reader™ が必要です.まだ,お持ちでない方は,Adobe社のサイトから入手してください.

開催日時別一覧

上の開催日時に対する会場は下記の通りです.

F. 情報システムの管理運用

9:30 - 9:55 大阪大学サイバーメディアセンターにおける新情報教育システム PDF File
大阪大学サイバーメディアセンターでは,2005年3月に情報教育システムを 更新した. 新システムは,運用ノウハウが蓄積されていることや,利用学生への継続した サービスの維持などを考慮し,Vine Linuxをベースにしている. さらに,新システムでは,運用コストのさらなる削減を目指し,近年増えてき ているディスクレスシステムとして構築している. また,Microsoft Officeで作られた文書の激増に対して,互換性のある OpenOfficeやStarSuiteがあるが,テンプレートなどを駆 使した文書では,再現性に問題がある場合があることが指摘されている. そこで,OSとしてのMicrosoft Windowsを運用することはしないが,Microsoft Office自体を,CrossOver OfficeというWINEベースのエミュレータ上で稼働させ ることに挑戦した. これらを踏まえ,現状の設計・運用方針を述べる.
登壇者桝田 秀夫(大阪大学)
共著者小川 剛史(大阪大学) ,町田 貴史(大阪大学) ,中澤 篤志(大阪大学) ,清川 清(大阪大学) ,竹村 治雄(大阪大学)
10:00 - 10:25 教育用端末の利用改善に関する実践的な取り組み PDF File
近年,コンピュータウィルスによる被害及び加害の増加,利用者による違法ファイルのダウンロード等,教育用端末の管理業務において,管理者の負担は増加傾向にある。 管理業務の大部分を教育用端末のセキュリティチェック,利用者の把握,セキュリティに関する啓蒙活動に浪費されることも少なくない。 新潟大学総合情報処理センターでは教育用端末として770台のWindows XPパソコンを設置しているが,平成16年度からWindows Updateの自動化および教育用端末の利用者情報の取得の自動化を実施し,負担の大きな業務の軽減を試みている。 本稿では,サーバ・クライアントモデルを利用したWindows Updateの自動化,利用者情報の取得の自動化の方法と,ネットワーク負荷を軽減するため,サーバ・クライアントモデルを階層的に構成する方法を提案する。
登壇者三河 賢治(新潟大学総合情報処理センター)
10:30 - 10:55 多人数情報教育の工夫 PDF File
日本大学文理学部で開講中の共通選択科目である「コンピュータ・情報リテラシー」と「表計算ソフト活用法」はノートパソコンを160台設置した教室で開講している。 多人数の学生の理解度向上のため教材提示モニターやタブレットPC等により教室のハードウェアによる工夫を行った。 さらにe-learingシステムとしてWebCTの導入や教材開発のソフト面からの工夫も併せて行った。 これらの工夫について報告する。
登壇者小林 貴之(日本大学 文理学部)
11:00 - 11:25 大学内PCサポート・TA業務用FAQシステム構築 PDF File
大学内におけるPCサポート業においては、一般知識・基本操作に始まり 規約・特殊ネットワーク・機密情報・個人情報などの取り扱いを行う。 ルーチンワークにおける問い合わせは、データベースとして貯蓄されて いるが、現場へのフィードバックにはなかなか反映されていない。 業務では多くの箇所から問い合わせが日々寄せられている。そのため、 事務職員のみでフィードバック作業を行うと負担は非常に大きい。 そこで、職員は管理を行い、業務についているTASA・サポート員が フィードバック作業までを行うというシステムを構築し、現場の最新情報 を常時フィードバックすることにより、情報の共有・業務の効率化・クオリ ティの向上を本発表では目指した。
登壇者星 健太郎(早稲田大学国際情報通信研究科)
11:30 - 11:55 学内LANと公衆エリア無線LANとの融合 PDF File
多くの大学の無線LANは大学の敷地内に限定されている。同時に、 大学が契約しているソフトウェアの多くは、セキュリティまたは ライセンスなどの理由により学内での使用に限定されている。し かし、これは学生の生活行動、特に学習行動の実態から考えると 効率的ではない。そこで、大学の無線LANと学生が居住している 地域の公衆エリア無線LANとの融合させ、その地域内に設置され たアクセスポイントを、学生に対しては学内LAN、その地域の学 生以外のユーザには公衆エリア無線LANとして利用させることが 考えられる。本発表では、この可能性について、(1)技術的な 実現可能性、(2)コスト(誰がどれだけ負担するのか?)、 (3)ソフトウェアのサイトライセンス(「学内」の定義)、 (4)セキュリティ、(5)地域との連携、などの問題点を踏ま えて考察する。
登壇者内海 淳(弘前大学)
12:00 - 12:25 個別学生への mail 配信 system の活用 PDF File
大学や短大の web site では、休講情報や試験日程を載せているものが少なくない。個別の学生への情報提供を目的に portal site を立てた大学もある。しかしいずれも、web site という性質上、学生が能動的に site を見に来てくれなくては情報は伝わらない。そこで、それほど能動的ではない多くの学生にも情報が伝わるように mail で情報を配信することとし、またその mail が学生への一方的な情報押し付けとならないように、これまでの出席状況や小試験の得点、資格試験・検定の申し込み締め切りや講座案内など、個別の学生に合わせた情報を送ることとした。PC 操作があまり得意ではない教員でも利用できるように、Ruby (言語) 以外の特別な program や server を必要とせず、個別の学生へ送信する data も CVS 形式で用意できるものとした。
登壇者石川 高行(大阪国際大学)
12:30 - 12:55 C言語による再送トラヒック問題の解析 PDF File
本講演では,携帯電話サービスシステムの トラヒック解析において重要な「即時系」を取扱う. 即時系とは経営科学(待ち行列理論)分野では, 待ち室の持たない並列サーバシステムのことを云う. この即時系に呼が加わり,更に,呼の発生時にサーバが 全て使用中である場合再送する (いわゆる再呼が加わる)トラヒックモデルを考える. 再送トラヒックモデルに対する殆どの既存理論では, 再呼間隔分布として指数分布を仮定している. ここでは,解析とシミュレーションにより, 指数分布の仮定の妥当性(ロバストネス)を調べる. C言語により,解析エンジン(数値計算ならびに シミュレーション)をプログラムしている. 再呼間隔分布の変動係数が主なトラヒック性能尺度 (呼損率・平均待ち時間)に対してどの程度影響を 及ぼしているのかを具体的に調べている.
登壇者高橋 彰良(早稲田大学商学研究科)
共著者高橋 敬隆(早稲田大学商学部)

所属は2005年4月15日現在のものです.

top

<< 一覧に戻る