分科会タイムテーブル 詳細

所属は2006年4月5日現在のものです。

開催日時別一覧

上の開催日時に対する会場は下記の通りです。

地域・社会との連携

1 企業と大学の関わり方の考察
企業が扱う商品を学生の卒業研究テーマの題材とする事で、学生と企業担当者とのe-mailでの商品に関するやりとりや対面でのディスカッションを通じて大学生の卒業研究に関わる取り組みを行った。インターンシップや共同研究とは異なるこの取り組みを通じて、企業側には、大学生からの質問や新たな提案を受けることで商品の企画に対しての新しい視点の発見や従来のやり方を見直すきっかけを得ることが出来た。大学生からは、社会人とe-mailでのやりとりやディスカッションを行う事で、社会ルールの習得、就職活動への不安の解消、将来何をしたいかを明確にする為の1つの手段を得ることが出来たという声をもらった。就職活動に悩む学生は多いが、e-mailと対面でのやり取りを組み合わせた企業と学生の相互にメリットがあるこの取り組みが企業と大学の関わり方、大学生の学びの場の1つとして有効ではないかと考える。
登壇者木谷 紀子(株式会社ベネッセコーポレーション)
共著者大内 学(株式会社ベネッセコーポレーション)
2 インターネットによるインターンシップ(その5)−就業体験内容の考察−
「インターネットによるインターンシップ」では、テレビ会議でものづくりを遠隔指導し、Webグループウェアによる業務管理で、学校にいながらにして就業体験を実施する。我々は経験的直感的に有効性を感じて実践を続け、生徒から識者から高い評価(文部科学省主催第3回インターネット活用教育コンクール:経済産業大臣賞)を得てきた。1回から3回までは電子機器の配線・組み立て・検査といったハードウェアに関する製造作業体験だけであったが、4回・5回はソフトウェアに関する製品開発作業・運用保守作業体験を導入したので、これら就業体験内容を考察する。
登壇者小川 博(滋賀県立八幡工業高等学校)
共著者小梶 和久(滋賀県立八幡工業高等学校) 、町矢 義隆(滋賀県立国際情報高等学校) 、仁部 浩一((株)ワイ・イー・シー) 、平方 友朗((株)ワイ・イー・シー) 、藤田 和弘(龍谷大学理工学部)
3 ビジネス入門コースを通した地域経済と大学生協のあり方
11月18日〜20日に山形県蔵王にてビジネス入門コースが開催された。主催は東北大生活協同組合、日本政策投資銀行東北支店、東北経済連合会の3団体が運営するプログラムとなった。以前からこれらの団体はかかわりがあったわけではなく、準備段階を兼ねて模索していくうちに地域における役割がそれぞれみえてきた形になってきた。今回のビジネス入門コースは東北大学の大学生・大学院生、東北の企業の中堅の社会人を対象としている。講義の中身は、実社会で技術を活かすために必要な、企業経営に関する最小限の知識を身に付ける。企業経営をゲーム化し、自ら経営経験を持つことで、大学発ベンチャーの創業、法務、資金繰り、複式簿記、販売、研究開発などのあり方を身に付ける。また、学生&社会人との交流を通した情報提供の機会としての目的もある。それぞれが地域に根ざした取り組み事例として紹介する。
登壇者谷内 毅(大学生協東北事業連合)
共著者浜田 良樹(東北大学・高等教育機関教員)
4 大学生協の組合員活動における学びの考察
報告者は2003〜2005年まで、大学生協組織の、主として学生役職員の活動参加と学びについて、協同組合を事業組織として押さえた大学生協の視点で、考察してきた。今回は協同組合組織としての大学生協の組合員の活動と参加と学びについて考察する。実践的資料に基づいて考察する。
登壇者仲田 秀(明治大学大学院)
5 男女共同参画・業者婦人アンケートの実施経緯と結果考察
青森県の「男女共同参画」補助金を得て、青森県商工団体連合会婦人部協議会が行った「男女共同参画のためのアンケート」を、企画段階から補助金申請、アンケート実施、アンケート集約、その考察と提言をまとめるまでを補助及び援助してきたことの経緯を示す。また、アンケート結果そのものについて考察を加える。
登壇者田中 寛(青森公立大学)