分科会タイムテーブル 詳細
所属は2006年4月5日現在のものです。
開催日時別一覧
上の開催日時に対する会場は下記の通りです。
システム管理・運用
1 | 京都工芸繊維大学における新情報教育システムについて |
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京都工芸繊維大学では、2006年3月に情報教育関連のシステムの更新を実施した。新しいシステムでは、利用者端末としてWindowsを基本としながらも、coLinuxと呼ばれるWindowsアプリケーションを用いたLinux環境を同時に提供している。また、計算サーバとしても、COMPAQ ES45上のTru64 UNIXのような高価なハードウェアから、Intel PCサーバ上のRed Hat Enterprise Serverとすることでコストを抑えている。さらに、学外接続の冗長性を高めるため、LinkProofと呼ばれる冗長化アプライアンス装置を導入し、SINETと商用ISPとの間で疑似マルチホーム体制をとっている。学外接続だけではなく、サーバについても、FastIron SAと呼ばれる負荷分散装置を導入し、ピーク時の負荷への対応だけではなく、サーバ自体の故障やパッチ適用時の停止時への対応も考慮している。 | |
登壇者:桝田 秀夫(京都工芸繊維大学)
共著者:平田 博章(京都工芸繊維大学)
、黒江 康明(京都工芸繊維大学)
、柴山 潔(京都工芸繊維大学)
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2 | 日本大学文理学部におけるWebCT Vistaの導入と運用 |
日本大学文理学部では2005年4月に学部共通CMSとしてWebCT Vistaを導入した。この講演では導入・運用および利用の状況について報告する。導入に関してはサーバの処理能力等を考慮したハードウェア設計、ネットワーク環境および認証方法について報告する。運用では利用者教育としてFD委員会とコンピュータセンター共催で実施した講習会、保守業者との連携方法などにおける問題点を示す。さらに教員の利用状況や傾向、学生利用の状況などについても報告し、今後の運用計画についても報告を予定している。 | |
登壇者:小林 貴之(日本大学 文理学部)
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3 | Knoppixを活用した情報教育システム構築事例と評価(1) |
平成17年度から導入した本学の一般情報教育用システムついて紹介する。前情報システムで課題であったユーザ管理方法やファイル管理システムの不備、アプリケーションソフトのアップデート予算の確保等の困難を解決できた情報教育システムである。さらに、自宅におけるパソコン・インターネットの普及に伴う学習環境の変化に対応したシステムである。また、本情報システムの今後の課題について検討した。 | |
登壇者:野村 松信(秋田公立美術工芸短期大学)
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4 | 新入生向け教材PC販売におけるKNOPPIXの利用について |
電気通信大学ではWindowsベースではなく、Linuxベースの授業が行われる。しかし、生協として販売するPCはWindowsベースであり、大学の利用環境とはマッチしてない。そこで、CDブートできるKNOPPIXを、大学の授業仕様にあわせ、利用しやすい環境を作り上げた。そして、実際に配布した状況と今後はさらに大学と連携しての利用方法を考えていきたい。 | |
登壇者:松葉 哲史(電気通信大学生協)
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5 | Podcastの教育利用 |
iPod等のデジタルオーディオプレーヤの普及に伴い、Podcastが注目を集めている。教育のための利用を考えた場合、音声、動画、テキストといったさまざまな素材を同時に、同じ枠組みで簡単に配信でき、視聴する側の操作も簡便である点が有効に活用できる。金沢大学外国語教育研究センターでは昨年秋からPodcastサーバの試験運用を行い、18年度から正式運用に移行する予定である。本発表ではこの経験を元に、Podcastの教育への利用について報告する。 | |
登壇者:西嶋 愉一(金沢大学)
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6 | 学内ネットワークにおけるセキュリティ確保のための情報管理 |
学内ネットワークは日々拡大・変化しており、申請されたIPアドレスに対応する管理者やネットワーク機器の情報を正しく把握することが困難となっている。このような状況は、セキュリティインシデント発生時の対応の遅れの原因となったり、利用者が知らない間に学外直接接続IPを利用したりといった、セキュリティ上好ましくない状況が生まれる原因となる.そこで、本学では情報管理システムを導入し、2005年4月からは学内のIPアドレス申請者に情報の更新を義務づけている。本発表では、情報管理システムの運用状況とそれによる不必要なIPアドレス数の変化などを報告する。 | |
登壇者:八木 秀樹(早稲田大学)
共著者:ルリィ アフマド(早稲田大学)
、山田 真介(早稲田大学)
、岩田 一(早稲田大学)
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7 | インターネット放送局運営を支援するためのWebシステムの提案 |
21世紀初の万博として「愛・地球博」は大成功を収めたが、開催前の関心度は低く、特に若い世代の興味が低い事が問題視されていた。そこで、10代20代の「愛・地球博」に対する興味・関心を高めようと、学生発のインターネット放送局を産学連携で立ち上げた。これは、学生が学生の視点で情報を集め、企画・取材・編集を行うもので、2〜3分の動画コンテンツを「愛・地球博」開催期間中、ほぼ毎日Webで配信してきた。しかし、Webの更新作業はHTMLを書き換えなければならなく、担当者にとってかなりの負担となった。そこで、本研究ではこの課題を解決させるための、Webシステムを提案する。具体的には、LAMP(Linux、Apache、MySQL、PHP)によってCMSを構築し、Webフォームからのサイト更新や修正・削除を可能とする。アンケート調査によって、本システムは更新作業を複数人に分担させる事ができ、円滑なプロジェクト運営に役立つ事が明らかになった。 | |
登壇者:近藤 真由(金城学院大学)
共著者:岩崎 公弥子(金城学院大学)
、安田 孝美(名古屋大学)
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