2004 PC Conference
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分科会(所属は2004年4月5日現在のものです)

1 Prologプログラミング協調学習環境の設計と運用 - 行き詰まりの分類とヒントの共有 / 土屋 孝文 [ 中京大学情報科学部 ]
Prolog言語の初学者が例題に関係する課題プログラミング から学習していく活動について、協調学習支援システムを 含む活動の設計と実践を報告する。本活動では、未完成プ ログラムを提出する学習者に、行き詰まり状況を分類する 質問への回答を求めた。また、完成時に問題解決のヒント の提供を求め、ヒント評価に基づくヒント集の共有を行っ た。運用記録から、(Prolog)プログラミング初学者の問題 解決過程に見られる知識獲得や運用について、議論したい。
 
2 数学的活動の楽しさの評価システム / 辻 佳樹 [ 神戸大学大学院 ]
高等学校数学科の目標には、「数学的活動を通して創造性の基礎を培う」という文言が加えられた。これは、初数学的活動の楽しさを知り、その活動を通して創造性の基礎を培うことを示している。したがって数学的活動の楽しさを感じさせる授業の創造は、重要な課題となっている。そこで、本研究は数学的活動の楽しさについて、アンケート集計システムを用いた評価を行う。
 
3 グローバル教育へ iEARN&JEARNの紹介 / 高木 洋子 [ NPO法人グローバルプロジェクト推進機構 JEARN ]
iEARN(アイアーン)は、生徒も教師も楽しみながら 国際交流学習に参加できる世界最大規模(100カ国)の 教育NPO。iEARNの日本窓口はJEARN(ジェイアーン)です。 JEARN特典やiEARNの様々なプロジェクトの学習事例を 紹介します。自分たちの交流にぴったりのプロジェクトが きっと見つかります。また、先生と生徒の笑顔の祭典: アイアーン国際会議から、昨年のJEARN主催第10回 日本会議、今年のスロバキア会議の模様を、写真、 ビデオ映像、成果作品で見てください。
 
4 共有ヘルプ集の作成活動と実践 − 有用性評価の分析 / 亀田 怜史 [ 中京大学情報科学部 ]
コンピュータ利用に関する共有ヘルプ集を作成する協調活 動の設計と実践を報告する。この活動の参加者は、豆知識 (ミニヘルプ)を提供し、また仲間からのミニヘルプについ て有用性を評価する。実践の結果、評価を基に生成された ヘルプ集には、既に集団に知られているが有用とされるヘ ルプが多くみられた。そこでヘルプへの推薦文から、有用 性の評価について検討する。内容の類似したヘルプを避け るなど、ミニヘルプ登録を方向づけて、より適切な協同成 果を生成する活動の設計を議論したい。
 
5 SQL演習を中心としたデータベース教育 / 神山 博 [ 青森公立大学 ]
GUIベースのデータベース実習を可能な限り排除し、 ANSI準拠のSQLを実際に使って学習を進め、 RDBの概念習得からC/S型の利用の手法まで、 データベス設計と構築に必要な項目を ひととおり学習できるような授業を 実践し、高い効果を上げることが出来た。
 

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