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2005 PCカンファレンス 実行委員会事務局
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論文集 セッション別一覧(分科会タイムテーブル) 詳細

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開催日時別一覧

上の開催日時に対する会場は下記の通りです.

2. プログラミング教育

1 プラットホームに依存しないC言語学習環境の構築 PDF File
 最近のプログラミング言語の学習はテキスト+実行環境で行なわれて いることが多い。これらのプログラミング教育のためのテキストやそれ を支援するシステムは数多く報告されているが、プログラミングを初め て学習する者にとって、実行環境の構築が大きな壁となっている。本報 告では、Webブラウザ上でC言語をコンパイル・実行可能な環境を構 築した。この環境によって、従来、学校などの教室だけでしか、予習・ 復習ができなかった学習者にとっても、容易に自宅で予習・復習が可能 となる
登壇者古金谷 博(システムズ・クリッパー株式会社)
共著者鳥居 隆司(椙山女学園大学) ,杵淵 信(北海道教育大学札幌校) ,田淵 哲明(名古屋経営短期大学) ,田村 謙次(椙山女学園大学) ,中野 健秀(中部大学)
2 ROBOCUBE用自走アセンブリ言語開発と実行例 PDF File
(株)システムワット社が開発したROBOCUBEの プログラム開発ツールにはタイル言語とリモコン用の C言語ライブラリが提供される。 しかし,自走用のプログラム開発ツールはない。 そこで,アセンブリ言語風の自走用プログラミング言語を 開発した。本報告では開発したアセンブリ言語仕様と アセンブラ,および実行例について述べる。
登壇者熊谷 龍太(弘前大学大学院理工学研究科)
共著者吉岡 良雄(弘前大学理工学部)
3 初心者向けプログラミング問題演習システム PDF File
プログラミングに関する演習では,講師が言語の各機能の説明を行ってから,学習者がその機能を用いたプログラムを作成することが多い.初心者やプログラミングの素養の乏しい者の場合,実際にプログラムを作成するとなるとその機能を具体的にどのように用いたらよいか分からないことが多い.本研究では,このような学習者に対してプログラミング言語の各機能の基本的な使い方を具体的に学ばせるための問題演習システムを提案する. 解答を間違った場合,学習者がその問題について見直しを行うことが重要である.誤答だったときに,解答時に自信があったものは何故なのか疑問を持ち自主的に見直しが行われるのに対して,解答時に自信がなかったものは当然の結果として受け入れるだけで見直しが行われない.本研究の問題演習システムでは,解答に自信がないときには無理に解答を求めず,学習者の要求に応じて問題の解答時の難易度を下げるという方式を提案する.
登壇者川元 健司(三重大学)
共著者北 英彦(三重大学) ,高瀬 治彦(三重大学) ,林 照峰(三重大学)
4 Tiny Basic for Windows について PDF File
Tiny Basic for Windowsは小規模プログラム用Basicインタプリタです。 手軽に,簡単に使えるBasicを目指し開発を続けています。 この Tiny Basic はTiny の名前から想像されるほど実は Tiny ではありません。 Microsoft系Basicの言語体系を持ち,簡単な VB 風プログラミングも可能です。 そして,アルゴリズムの勉強や個人的な計算のための十分な機能を備えています。 現在,授業等で利用している他,フリーソフトとして公開をしています。 ここでは,その「開発の動機,基本的考え,機能」の紹介, そして,ちょっとしたプログラムのデモを行います。
登壇者竹内 照雄(新潟大学理学部)
5 プログラミング環境PEN―入試用言語TUATLEへの対応 PDF File
昨年のPCカンファレンスで、プログラミング入門教育用のプログラミング環境PENについて発表した。PENはプログラムの論理的な流れの理解に重点を置いており、日本語に近いプログラミング言語を備えている。今回、東京農工大学での入試用記述言語「TUATLE」をPENに追加した。TUATLEは、大学入試センター試験科目「情報関係基礎」で用いられているDNCL試験用手順記述標準言語に準拠しており、ほとんど付加的な説明がなくても、この言語で記述されたプログラムが容易に理解できるように工夫されている。そのため、プログラミングの初心者向けにも導入しやすい言語と考えられるので、PEN上に実装してみた。しかし、入試用言語であるので、処理系の実装のことはあまり考慮されていない。そのため、言語の細部の定義が曖昧なところや、演算記号の全角・半角の扱い、変数名の決まりなどの実装時に検討すべき問題があった。発表ではこれらの解決策などについて報告する。
登壇者中村 亮太(大阪市立大学 大学院創造都市研究科)
共著者松浦 敏雄(大阪市立大学 大学院創造都市研究科) ,西田 知博(大阪学院大学 情報学部)
6 プログラミング初学者にみられる例題プログラムの解釈 PDF File
プログラミングの学習は、例題プログラムと解説、そ れらを基に解決可能と期待される複数の課題プログラ ムを1セットとして、このセットを繰り返しながら段 階的に進められる場合が多い。このような形で進めら れる学習には、学習者自身による例題解釈からの知識 獲得と、課題に関する遠回りで弱い実際の問題解決が 大きな役割を担っているものと考えられる。本発表で は、初学者のPrologプログラミングを対象に、自分の 理解についてメモを残す活動や課題解決のヒントを共 有する活動などを行う協調学習支援環境について述べ、 その運用事例から、課題解決に至るまでの例題情報の 解釈の様子、課題解決中に起こる多様な躓きや行き詰 まり、課題解決を通した知識獲得の様子について報告 する。ここから、学習者たちの多様なパフォーマンス に翻弄されがちなプログラミングの学習に関する支援 対象や方法を議論したい。
登壇者小林 晴純(中京大学)
共著者土屋 孝文(中京大学) ,田中 昭子(中京大学) ,西村 美香(中京大学)

所属は2005年4月15日現在のものです.

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