• 2005PCC終了致しました.

Skip Address

contact us

ご意見・ご質問はこちらの連絡先へお寄せください.
2005 PCカンファレンス 実行委員会事務局
〒166-0012
東京都杉並区和田3-30-22 大学生協会館5F
TEL.03-5307-1195(1123)
FAX.03-5307-1196
pcc-info@ciec.or.jp

論文集 セッション別一覧(分科会タイムテーブル) 詳細

PDF File をクリックすると,論文集(PDFファイル)を開きます.
PDFファイルを閲覧するには Adobe Reader™ が必要です.まだ,お持ちでない方は,Adobe社のサイトから入手してください.

開催日時別一覧

上の開催日時に対する会場は下記の通りです.

1. 語学教育

所属は2005年4月15日現在のものです.

1 Corpusに基づいた多端末向けCALLドリルシステムの開発 PDF File
CALLドリルオーサリングシステム及びPC、携帯端末に 対応する中国語テストシステムの開発について述べる。 多国間に分散する受講者の至便性と、ライブ授業を支援 するため、多種文字コードの採用、コーパス準拠のオン ラインドリル問題作成を実現した開発経緯を紹介する。
登壇者劉 松(早稲田大学 国際情報通信研究科)
共著者砂岡 和子(早稲田大学 政治経済学術院) ,浦野 義頼(早稲田大学 国際情報通信研究センター)
2 VOA利用による統合的英語学習教材の作成 PDF File
昨年度「ネットワークVOAリスニング教材における中期学習の効果」について発表し、継続的に学習することで英語の聞き取り能力が有意に伸びることを示した。本年度はその発展研究である。CIEC外国語教育研究部会が取り組んでいるVOAビデオ画像・音声をエンコードした教材ソースをウェブ上で配信し、CIECのファイルサーバに転送した同教材ソースをダウンロードし、サンプル教材を開発した。VOA教材は、素材そのものが精選されており語彙も難解すぎず、多角的に繰り返し演習をおこなうことでさらに教育効果が高まるものと思われる。前回のクローズテストに加えて、HotPotatoes、chat、掲示板などを利用し、語彙、読解、聞き取り、書き取り、シャドーイングと目的に応じて最大限に活用する。同時に、これまで音声のみの提供であったが、今回は、映像が視覚情報として加えられるので、その有効性についても論じたい。
登壇者吉田 晴世(大阪教育大学)
共著者中河 有貴(大阪教育大学)
3 英検リメディアル教材の実践報告 PDF File
近年、英検の過去問を用いて学生の英語能力を把握し、再教育するためのソフトウェアが、 英語ブリッジ教材としてNIME(メディア教育開発センター)にて開発された。 発表者も微力ながら開発に携わったこのコンテンツは、 本来はリメディアル(学力補償)教育のための大学生向けのものである。 しかし、英検5〜3級は取得しているであろう高校生にも有益であると考え、 発表者の勤務するクラーク記念国際高校・名古屋キャンパスの英語の授業内でも利用してみた。 同じことを大学で行った場合のこれまでの研究報告と照らし合わせ、 高校での実践結果を報告する。 また、どのような変更を加えれば更に有用なソフトウェアになるかという考察を深め、 今後の展望として提言する。
登壇者田中 健(名古屋外国語大学大学院)
4 携帯電話を用いたTOEIC得点UPコンテンツ PDF File
情報教育機器を用いた教育を行う場合,そのほとんどは時間と場所によって制限されることになる。 今回、携帯電話の爆発的な普及と,コンテンツの開発環境の充実,携帯電話の持つ携帯性に着目して,携帯電話を用いたTOEIC学習支援コンテンツを作成した。 これは携帯電話の特徴である“携帯性”を利用して,“いつでも・どこでも・気軽に”TOEIC学習を促進できることを目的とするコンテンツである。 自分が勉強した学習履歴をコンテンツに実装し,他の学生がこのコンテンツを使って学習することによって,同様に高い教育効果が得られるものと考えている。 コンテンツ制作に関しては(株)PIEの“ケータイ塾” を参考にして制作し,環境はBREWを利用した。 携帯端末にTOEIC頻出英単語をダウンロードし,単語帳をめくる感覚で単語を学習・記憶するコンテンツと、自分で単語と訳を入力し、自分オリジナルの単語帳を作れるコンテンツを作成した。
登壇者井野 浩之(東京電機大学)
共著者矢田 光治(株式会社PIE) ,田窪 昭雄(東京電機大学) ,土肥 紳一(東京電機大学)
5 中国語声調の聴取の自習のためのCAIシステム PDF File
このCAIシステムでは,日本人学生に特有な中国語の四声の聴取の誤りの解析にもとづいて,第2声と第3声の相互の弁別を重視している.1音節の4種の声調の単語表と,2音節の声調の15種の組合せの単語表を,音素構成による声調の聴きやすさの順に配列した.それらの音声サンプルから基本周波数の変化を抽出して,ピッチパタンの図形を作成した.練習モードでは,単語表を選び,次の問の音声サンプルを繰り返し聴くことができる.声調を回答をすると正答が提示され,さらに,音声サンプルを繰り返し聴いたり,ピッチパタンを音声と同時に見たりして,声調の聴こえ方を確かめることができる.教示モードでは,音声サンプルを提示し,正答とピッチパタンを提示する.試験モードでは,音声サンプルを提示して,回答させて正答を提示し,1表がすんだら,成績を提示する.このようなCAIシステムで自習した場合の聴取の誤りの減少についても試用結果を報告する.
登壇者比企 静雄(早稲田大学)
共著者今泉 一哉(早稲田大学) ,砂岡 和子(早稲田大学)
6 IT言語教材作成支援環境の開発と運用 PDF File
 金沢大学のe-Learning教材開発プロジェクト言語 グループの活動の中でも、既存のIT言語教材作成と 異なる新しい取組について、@問題データベースに 基づく自習教材・電子教材・印刷教材の動的生成、 Aパラレルコーパスの利用による作文教材作成支援、 B複数言語の教材(英語・ドイツ語・フランス語・ 中国語)の同一システム上での運用などを中心に 全体の構想と現状について紹介する。  この取組では特に第二外国語の初級から上級クラス を含めた新しい自習教材を学内ネットワーク内から 利用できるようにするという大きな目的の他にも、 講師が教材作成にあたりなるべく簡単に電子教材を 組み上げられ、また半自動でデータベース化・ネット ワーク化に対応できるようなソフトウェア環境を構築 する事を目指している。
登壇者林 智(金沢大学大学院文学研究科)
7 外国人日本語学習者を対象としたシーン検索システムの試作 PDF File
語学教育において特に話し言葉を学習する場合、その言葉が実際にどのような場面・表現で利用されているかを知ることは重要である。また、文字情報だけでなく身振り手振りや表情などの非言語情報もより自然なコミュニケーションには必要である。そのため授業中にビデオなどの視聴覚教材を用いられることも多い。しかしながら、ある特定の表現を学習しようとした場合、膨大なビデオ教材の中から該当する表現が含まれているシーンをひとつひとつ探し出していくのは困難である。 そこで発表者らは、映像中のシーンをいくつかの条件を指定し検索できるシステムを試作した。現在のシステムは「主人公との関係」「場所」「会話の種類」を検索項目として実装し、例えば「目上の人に対する挨拶」といった条件で場面を検索することができる。また、単語による検索機能を利用すると、例えば「すみません」という単語で検索し、異なるシチュエーションでの「すみません」を見比べるなどといった学習方法が可能である。
登壇者藤田 真一(早稲田大学メディアネットワークセンター)
共著者保坂 敏子(日本大学総合科学研究所) ,戸部 祐一(早稲田大学理工学部) ,成田 誠之助(早稲田大学理工学部)
8 電子黒板・電子ノートと連携した復習用授業コンテンツの利用 PDF File
近年、授業中の様子をビデオで録画し、それを電子化して復習用の教材とする試みはいくつか見ることができる。しかしながら、90分の講義が毎週あれば、90分のビデオが講義の回数分だけ出来上がることになり、それを単にインターネットから閲覧できるようにするだけでは、学生はその中から過去の講義の必要な部分を探し出すことが非常に困難で、有効活用されている例は多くない。そこで発表者らは、学生が1人一台のコンピュータを使えるコンピュータ教室における対面授業を対象として、黒板とノートをWeb上で実現し、それと授業中の録画とを組み合わせることにより、教員が入力した黒板データや学生自身が入力したノートから、講義のビデオの該当部分を閲覧できるシステムを開発したので報告する。
登壇者山本 裕大(早稲田大学理工学部)
共著者藤田 真一(早稲田大学メディアネットワークセンター) ,林 俊成(東京外国語大学外国語学部) ,ヴォルフガング シュレヒト(早稲田大学理工学部) ,成田 誠之助(早稲田大学理工学部)
9 英語教科書の語彙分析 PDF File
金沢大学では、英語カリキュラム改革の一環として、語彙を 基準にレベル設定した授業を計画している。その基礎 データを収集するため、昨年のPCカンファレンスで発表した テキストの語彙分析ツールを使用して、英語教科書の語彙分 析を行った。本発表ではその結果について報告する。
登壇者西嶋 愉一(金沢大学)
10 理工系学生のための基礎英語教育用教材の作成と利用方法 PDF File
理工系科目(特に数学、理科)で使用する基礎的用語や表現法を、どのように英語で表現するかを学習するための外国語(英語)教育用教材の作成とその利用方法を検討するのが本報告の目的である。 理工系学生を対象とした外国語(英語)教育の授業時間の前半あるいは後半の15〜20分程度の時間を利用して、中学高学年から高等学校の理系科目や数学で学ぶ、たとえば物質名や理科実験器具の名称、基本概念の用語、数(整数、少数、分数など)の表現、関数や式の表現、図形(点、線、面、角、図形など)の英語表現などを系統的に学習するために、教師が授業で利用するプレゼンテーション用教材を作成し、その利用方法を検討する。
登壇者山崎 康人(日本大学)

top

<< 一覧に戻る