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2005 PCカンファレンス 実行委員会事務局
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論文集 セッション別一覧(分科会タイムテーブル) 詳細

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開催日時別一覧

上の開催日時に対する会場は下記の通りです.

7. 教科教育

1 カスタマイズ可能な物理学IT教材 PDF File
IT教育の普及のためには、教材開発が欠かせないが、 一般の教員では個別に作成することは時間的にも技術的 にもほぼ不可能である。この点を打開するために、小さな 部品としての素材集(TEX、図、表、式、ビデオ動画、 JAVAなど)を作成し、著作権処理をした上で、データー ベース化してすべての教員がコピーや修正をし組み合わせて 最も自分の講義に適した教材を作成できるようなシステムを 開発すべく取り組んでいる。この取り組みの最初の例として 1年生への基礎科目としての(一般)物理学教材を例に 紹介する。
登壇者鈴木 恒雄(総合メディア基盤センター)
共著者佐藤 正英(総合メディア基盤センター) ,森 祥寛(総合メディア基盤センター)
2 エクセルを使って統計学 PDF File
宝塚市立看護専門学校において、エクセルを使って統計学の授業を行っている。統計学については別の教員が教科書と配布した資料をもとに座学としておこなっている。それに合わせる形でパソコンを実際に操作することによって、情報処理以外の他教科でのパソコンの使用の具体的な形を示すことで、リテラシーの向上をめざしている。また、統計学の授業で、紙と鉛筆でやったことをエクセルでやることによって、統計学のより一層の深い理解を促し、現実問題への解決の手段の提供を目的としている。エクセルの問題点が指摘されているにもかかわらず、エクセルを使うのはどこにでもあるソフトとしてその利便性は大きいと思われからであり、かつ数値とか計算とかにたいする感性を見に付けることが可能と考えられるからである。その現状の報告と問題点の指摘をおこなう。授業の最後で、受講生にたいして行った授業評価のアンケート結果も合わせて報告する。
登壇者松久 昌子(関西医科大学)
共著者南口 恵子(宝塚市立看護専門学校)
3 月刊理科教室全文献のOD検索表示システム PDF File
 1958年に創刊された月刊誌「理科教室」雑誌の全巻の全文献をPDF化して、掲載されている全文献を膨大な エクセル理科教室データベースからキーワード検索をして表示できるシステムを、科学教育研究協議会の多く のメンバーが協力して開発・構築した。この理科教室データ検索・表示システムは、数枚のCDやDVDなどと して提供される。これは、理科教育分野では欠かせない貴重な情報資源を、いつでもどこでも必要に応じて 検索・表示・活用できる「オン・デマンド全文献検索表示システム」といえよう。
登壇者和澄 利男(新潟県新津市立新関中学校)
共著者佐藤 完二(元小金井市立前原小学校教諭) ,小林 昭三(新潟大学教育人間科学部) ,理科教室CD・DVD 編集委員(科学教育研究協議会)
4 リアルタイムIT活用教材とウェブ・メディア教材資源の開発 PDF File
 ITセンサー(力センサーや距離センサー)や運動分析ソフト などによる、リアルタイムでITを活用する新しい物理教育教材 の研究開発内容と、それらを用いた物理分野を感動的に教授・ 学習する授業や研修会などの実践例について報告する。  さらに、こうした教材をふんだんに盛り込んだウェブ・メデ ィア教材資源の開発とその活用例についても報告ずる。
登壇者小林 昭三(新潟大学教育人間科学部)
5 化学教材の視覚化(実験) PDF File
 どの段階(小、中、高、大学)の化学教育においても 実際に物に触れ、その変化を観察することが大切である 。しかし、講義中に受講者各人が実際に実験することは 無理としても、その代替としての演示実験を行おうとす ると、たとえ簡単なものであっても非常な労力と手間が かかり、結局は実行されていないのが現状である。また 、化学実験科目においても、その原理、手順や使用する 器具・薬品類の取扱いを紙に書かれた図によって説明す るには限界がある。本研究は、講義における演示実験や 、実験科目における原理、手順や使用する器具・薬品類 の取扱い法などをアニメーションやムービーによってラ イブラリー化し、化学教育に活用し、受講者に理解させ るにはどのようにすればよいか検討することを目的とす る。
登壇者土田 悠貴(金沢大学大学院自然科学研究科)
共著者川上 一弘(金沢大学大学院自然科学研究科) ,木藤 聡一(金沢大学大学院自然科学研究科) ,国本 浩喜(金沢大学大学院自然科学研究科) ,千田 齊(金沢大学大学院自然科学研究科)
6 化学教材の視覚化(講義) PDF File
 @原子・分子の大きさや、形は非常に小さく、目に見 えない。A原子・分子がその速度に違いはあるものの絶 えず振動、回転や並進などの運動を行っている。さらに 、B化学反応によって化学的な変化が動的に起こってい る。といったことは紙に書かれた平板で静止している構 造式や反応式を見ても理解できず、このことが原因とな って化学嫌いを作り出していると思われる。そこで本研 究は、まず、@〜Bなどの化学の基本的な概念をアニメ ーションやムービーによって示すことによって理解させ 、その上で3次元グラフィックスと動画を用いた化学の 原理・法則などの解説まで発展させ、受講者にどのよう にすれば理解してもらえるか検討することを目的とする 。
登壇者川上 一弘(金沢大学大学院自然科学研究科)
共著者土田 悠貴(金沢大学大学院自然科学研究科) ,木藤 聡一(金沢大学大学院自然科学研究科) ,国本 浩喜(金沢大学大学院自然科学研究科) ,千田 齊(金沢大学大学院自然科学研究科)
7 デジタルポートフォリオを活用した情報活用の実践力の育成 PDF File
 英語の表現力を育成するために,選択教科(英語)の時間において「英語で学校紹介のホームページを作ってみよう」という単元を設定した。 単元のねらいを達成するために,どんな情報活用の実践力が必要であるかをあらいだし,英語の評価規準及び判断基準を作成するとともに,それにリンクした情報活用の実践力の評価規準及び判断基準を設定し,教師と生徒が共にそれを共有しながら学習を進めた。 学習を進める際,デジタルポートフォリオの手法を活用し,単元のねらいを達成するための情報を整理,蓄積,加工,分析することはもちろん,評価活動に生かすことを試みた。  本研究を通して,デジタルポートフォリオの手法を通じて,単元のねらいと情報活用の実践力との関連,及び,評価の生かし方を検証してみた。
登壇者佐藤 元(新潟市立東石山中学校)
8 CBTを用いた英語能力測定テスト開発の研究 PDF File
最近ではテストの方式がこれまでのペーパーを主体としたものからコンピュータを介したテスト「コンピュータ適応型テスト」(Computer-based Test)に大きく流れが変わりつつある。それぞれのCBTはそれぞれのテストの目的を含んだテストであるのでそれなりの運用の仕方によりこれまでのテストとは異なった効果を発揮できるようである。本研究グループではこのようなCBTを英語学力の評価に応用し,特に大学における英語教育の評価に適しているテストの開発を目指して,日本の大学教育に即した形で英語教育の成果が測定できるようなCBTテストの開発に取り組んできた。 本発表では,現在開発中である大学英語学力の評価のためのCBTテストの作成過程とパイロットテスト,及びCBTテスト実施方法,採点評価や分結果析などを発表したい。
登壇者石川 祥一(実践女子大学)
共著者中村 優治(慶應義塾大学 文学部)
9 科学を身近なものにする国立天文台野辺山のWeb開発 PDF File
近年,子供たちの「理科離れ」が問題視されている.その理由は,様々であるが,本研究では,特に,本物(自然)にふれる機会の減少と科学のブラックボックス化に焦点をあて,子供たちの科学への興味・関心を高めるWebシステム「見学に行こう(野辺山編)」の開発を行った.具体的には,国立天文台野辺山観測所の研究を映像やアニメーションを用いて解説したもので,中学生レベルを想定して開発した.また,本システムは観測所の社会見学の事前学習教材としても利用できる構成になっており,子供たちがより深く「本物」を体験する機会になると考えられる.また,研究者のインタビュー映像を多く用いて,複雑で高度な天文学の研究をわかりやすく解説した.これにより,子供たちが科学(天文)への興味・関心を高めることが期待される.
登壇者山中 恵莉奈(金城学院大学)
共著者縣 秀彦(国立天文台) ,石田 景子(金城学院大学) ,坂 千晶(金城学院大学) ,平岩 あずさ(金城学院大学) ,安田 香織(金城学院大学) ,岩崎 公弥子(金城学院大学) ,岩城 邦典(science-NODE) ,梅本 智文(国立天文台)

所属は2005年4月15日現在のものです.

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