2004 PC Conference
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分科会(所属は2004年4月5日現在のものです)

情報倫理教育/メディアリテラシー教育

9:00 - 9:25 情報機器誤操作と経済契約:情報倫理の視点から / 高籔 学 [ 東京学芸大学 ]
情報機器誤操作によってなされた経済契約の諸問題は、 古くは西日本相互銀行事件があるが、今日ではインター ネット商取引の進展とともに注目されつつある。経済活 動と情報倫理あるいは、情報リテラシーとネットワーク 取引および経済教育、また消費者保護について、銀行で の消費者行動、金融サービス法および契約理論の立場か らアプローチする。銀行窓口聴き取り調査の結果に基づ く問題提起、経済契約と情報倫理についての考察。
 
9:30 - 9:55 決議論を用いた情報倫理教育 / 竹田 尚彦 [ 愛知教育大学 情報教育講座 ]
 決議論とは,判断しようとする事柄についていくつ か事例をあげ,これらを一般的に認められる肯定的な ものから,認められない否定的なものをスペクトル状 に並べ,判断対象となる事例がスペクトルのどの辺り に位置するかを考察するスコラ哲学の一方法である。 本報告では,決議論を用いることにより善悪判断の難 しい情報倫理における「程度問題」が考えやすくなる ことを示し,この考え方を用いた情報倫理教育ソフト ウェアの試作について述べる。
 
10:00 - 10:25 情報倫理の学習における細目標リストの作成 / 辰己 丈夫 [ 東京農工大学総合情報メディアセンター ]
情報倫理は、原理原則、技術、社会制度(法律)、インフラ整備などのさまざまな要素によって決定される内容である。情報倫理を学習するには、これらの知識の依存関係なども含めておく必要がある。本発表では、e-Learningに代表される教材、問題自動生成、解答集計システムにおいて、情報倫理の各要素の依存関係に従った解答をしていない学習者を探し、どこの部分での理解ができていないかを判定するために必要となる細目標リストを提案する。
 
10:30 - 10:55 早稲田大学における不適切利用防止のための取り組み / 海老原 崇 [ 早稲田大学メディアネットワークセンター ]
本学では,新入生セミナーの実施,PC・ネットワーク利用ガイドの配布,WBT による情報倫理テスト等により,学生に対する情報倫理教育を行っている.しかし,PC端末の増加,学生のコンピュータ・ネットワークの利用頻度の増加に伴い,不適切利用が増加傾向にあるのが現状である.本稿では,本学における不適切利用の現状と,その防止のための取り組みについて報告する.
 
11:00 - 11:25 「PC・ネットワーク利用ガイド」における情報デザインとその反響 / 三橋 大輔 [ 早稲田大学メディアネットワークセンター ]
早稲田大学では例年,「PC・ネットワーク利用ガイド」という冊子を作成し,PCの利用法及び情報を提供してきた. 例年,必要となる前提知識が多様化するため,ページ数の増大は不可避である. その為,利用者にとっては負担となり,かえって教育効果が減少する危険性があった. 昨年度より,判読性,リファレンス性などのユーザビリティを重視し,読みやすい情報デザインを取り入れた編集をおこなった. 情報デザインの工夫と,現時点での反響を報告する.
 
11:30 - 11:55 附属三原学園のCMをつくろう / 見藤 孝二 [ 広島大学附属三原小学校 ]
広島大学附属三原学園(おもに小学校)のコマーシャル 制作を通して,公共的な情報がどのように制作されてい るのかを学習し,コマーシャルをつくるために必要な情 報を集めたりする力,集めた情報を取捨選択して考えを まとめたりする力,第三者にわかりやすくまとめたりす る力を育てることが出来るのではないかと考えて単元を 開発した。
 
12:00 - 12:25 パソコン購入後の修理について / 荒田 真裕美 [ 京都工芸繊維大学生活協同組合 ]
生協では購入後のお修理や相談が多数持ち込まれます。どう いった内容が多いかの報告とこの春から修理受付時の対応を これまでとはきちっとマニュアル化しPC購入者(学生)の故 障時のスキルアップをはかりたいと考えています。その経過 報告。(稚拙な発想かもしれませんが。)  
 

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