2004 PC Conference
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分科会(所属は2004年4月5日現在のものです)

コンピュータ/ネットワークを利用した勉学/教育/研究の支援

9:00 - 9:25 産学連携型、プロジェクト科目への取り組みについて / 斎藤 博人 [ 東京電機大学 情報環境学部  ]
東京電機大学・情報環境学部では,企業・教員からのテーマを学生が自ら解決を行う「プロジェクト科目」を2002年より開講してきた. 本科目は実習授業の位置づけで,企業・教員はアドバイザーとなる. プロジェクト科目は4つの科目から構成されているが,本稿では, 企業からの初歩的なテーマを扱う「基礎プロジェクトB」の2003年度の運用実績, および,学生の本科目に対する取り組みについて報告する. 
 
9:30 - 9:55 アジア学術セミナーにおける情報環境の整備について / 望月 祐洋 [ 東京工業大学学術国際情報センター ]
日本学術振興会と東京工業大学の共催による2003年度アジア学術セミナーは、「遠 隔教育を支える情報技術のアジア地域における展開」というテーマの下、国内外か ら44名の講師・受講生を招聘して実施された。本稿では、セミナーの中心企画の一 つとして実施された、遠隔教育に関する新たな国際共同研究のプロポーザル作成と 発表のワークショップにおいて、グループワーク支援のために整備した情報環境お よびその利用の実際について報告する。
 
10:00 - 10:25 100周年記念映像制作:フィロソフィーと実践 / 大山 佳彦 [ 早稲田大学 商学部 ]
従来,大学における記念映像制作は,アナログ技術を基にしており,非常に限られた専門・技術者集団・業者に委託されていた.デジタル時代を迎え,映像に必要な情報機器・機材類は学生達でも容易に手にする事が出来るようになった.本発表では,早稲田大学商学部100周年記念映像を制作するに当り,掲げたフィロソフィーを報告する.あわせて,実践例(学生達による作品)を紹介する.
 
10:30 - 10:55 多属性効用理論に基づく選択科目のクラス編成支援システムの提案 / 藤本 貴之 [ 神奈川工科大学情報学部 ]
選択科目は学生のモチベーションや学習意欲を左右 する極めて重要な要素である。 しかし、従来の選択科目におけるクラス編成手法は、 定員や学年といった特定の制約に基づき機械的に決 定され、受講希望者(=学生)の嗜好性が十分に反 映されることは少なかった。そこで本研究では、選 択科目におけるクラス編成の重要性に着目し、学生 の多属性な嗜好性を考慮に入れ、反映させるクラス 編成支援システムを提案する。
 
11:00 - 11:25 携帯電話を利用したRALLYゲームの教育への活用U / 新井 正一 [ 目白大学 ]
2003年8月のPCカンファレンスにて発表した「携 帯電話を利用したRALLYゲームの教育への活用」は ,ゲームに勝つためにチームのコミュ二ケーションをい かに図るか,および,HTMLコンテンツを使ったサー バーとの情報交換を理解し活用すること,の2点を自的 としたものであった。 今回は、このRALLYゲームをプログラム学習の教材 として活用できるように改良し,実際の授業で試験運用 した結果を報告する。
 
11:30 - 11:55 テレビ会議システムを用いた合同ゼミ / 立田 ルミ [ 獨協大学 ]
獨協大学ではテレビ会議システムが2003年より利用可能になり、東京工業大学赤堀研究室と合同のゼミを毎週1回行なった。研究発表はPowerPointを持いて行なうが、解像度があまりよくない為、遠隔ゼミを行なう前にサーバーにPowerPointファイルをアップロードし、印刷された資料をベースに行なった。また、イリノイ大学との交流も行なった。これらの経験に基づき、今後の遠隔授業のあり方について検討する。
 
12:00 - 12:25 パソコン必携に伴う情報リテラシ教育 / 榊原 正明 [ 鳥取大学工学部 ]
鳥取大学では平成15年度からパソコン必携を実施することにした。 特に、サン・マイクロシステムズ社の文教プログラムに従って大学が同社と agreement を結び情報リテラシー教育を StarSuite で行った。 昨年度、私が実施した内容とそれをふまえた今年度の実施内容を報告する。 特にグループで共同してホームページ作製を行うことを予定している。
 
12:30 - 12:55 試行錯誤を取り入れたweb教材の可能性 / 吉田 賢史 [ 甲南高等学校・中学校 ]
数学の授業において,電卓や数式処理ソフトを利用して, 生徒に試行錯誤をさせて法則を見つけ出させる発見的学 習の実践例は多く報告されている. しかしながら,多くの場合,その授業展開のためにPC教 室に移動しなくてはならなく,また,授業という時間枠 があるため,Slow Learnerには十分に試行錯誤を行わせ ることができない. そこで,webを介した自宅や教室など場所や時間にと らわれない数学の試行錯誤環境について述べたい.
 

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