9:00 - 9:25 |
京都工芸繊維大学における教育の情報化 /
藤田 和弘
[ 京都工芸繊維大学 ]
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京都工芸繊維大学における学校・教育の情報
化に関する取組として、工科系大学教育連携
協議会の取組としての遠隔教育の実施、TOEI
C対策のためのALC NetAcademyを利用した英
語のWeb教育支援、事務局を中心としたCyboz
uによるWebグループウェアの運用などを中心
に、その目的と実施の方針、運用状態などに
ついて、報告します。 |
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9:30 - 9:55 |
外国人日本語学習者と日本語教師を目指す学生との非同期遠隔教育の実践 /
保坂 敏子
[ 早稲田大学 ]
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教育実習の授業は教師を目指す学生が実際の教育現場に行き、数週間そこで授業を担当するという形が一般的である。その期間以外は学習者を想定としての活動となり、実習生が現実の学習者に対して活動できる機会は非常に限られている。そこで発表者らは、その数週間の実習期間外でも実際の学習者を相手に実習できることを目標とし,国内私立大学の日本語教師を目指す実習生と大韓民国の日本語学習者との間で作文指導に関する非同期遠隔教育実験を行ったので報告する。 |
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10:00 - 10:25 |
聴解ストラテジーを取り入れたリスニング教材 /
池田 麻衣子
[ 立命館大学大学院 ]
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教室での学習を生活場面に転移できないという声が初級日本語学習者からよくあげられる。そこで実際にニーズ・目標言語調査分析から場面を選定し、聴解ストラテジー(ボトムアップ・トップダウン処理)練習を取り入れ、教室から生活場面への「足場」となるシミュレーションを行える教材を作成した。この教材はオンラインマルチメディアを利用することにより疑似体験、自律学習を可能にし、現実場面で必要な聴解能力の向上を図っている。 |
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10:30 - 10:55 |
ネットワーク利用英語リスニング学習効果のレベル別比較 /
倉本 充子
[ 広島国際大学 ]
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英語ニュース教材を利用しリスニングに焦点をおいた英文理解の
指導を実施しているが、昨年度は普通教室と比較してPC教室で
の成績の伸びが有意であった。本年度はその継続研究として、
3大学において半期間に渡り、全てPC教室で同様の指導を
行った。ミニTOEICテストの成績により被験者を上中下位の
3群に分け、前後テストを比較分析した結果いずれの群
も成績の伸びは有意であったが、アンケート結果では
3群間に特徴が見られた。 |
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11:00 - 11:25 |
英語の授業におけるコンピュータの利用 /
入江 公啓
[ 常葉学園大学 ]
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本発表では、高等学校の英語の授業におけるコンピュータの利用について、教科書の分析をもとに論じる。新しい学習指導要領の施行に合わせて、新しい教科書が発行されており、高等学校の英語については、平成16年度に全ての科目の新しい教科書が出揃った。これらの教科書に記載されているコンピュータを使った学習を分析し、英語教育と情報教育の観点から英語の授業におけるコンピュータの利用について考察する。 |
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11:30 - 11:55 |
e-LearningシステムWebCTを用いた英語授業 /
安浪 誠祐
[ 熊本大学 ]
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熊本大学では、昨年度から英語教育と情報教育それぞれ
において運用していたe-LearningシステムWebCTが、本
年度から総合情報基盤センターに一本化され、全学的に利用することになると共に、学外からのア
クセスも可能となった。本発表では、WebCTを利用した
英語授業の現状と、WebCTの有効活用と利用促進を図る
ための教材の共有化について述べることとする。 |
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12:00 - 12:25 |
英語語彙指導のためのツール作り /
西嶋 愉一
[ 金沢大学 ]
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金沢大学では、英語カリキュラム改革の一環として、語
彙を基準にレベル設定した授業を計画している。そのよ
うな授業を支援するための道具として、英文テキスト中
で使用されている語彙を抽出し、設定したレベルに対し
てどの程度マッチしているか、また、レベル以上の語彙
はどのようなものがあるか、等を提示するツールを開発
している。本発表ではこのツールと、今後の課題等につ
いて報告する。 |
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12:30 - 12:55 |
国際教養学部の設立に伴う多言語ドキュメントの対応−言語バリアフリー環境の構築− /
潘 健民
[ 早稲田大学メディアネットワークセンター ]
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早稲田大学では,2004年度から国際教養学部を新設した.
国際教養学部は,全学生の3割から4割が海外からの留学生で構成されており,
将来的には約半数を留学生が占めることが予測される.
英語と日本語を教育における共通言語とし,英語によって学位を取得することが可能となった.
早稲田大学メディアネットワークセンターでは,国際教養学部の新設に伴い,
専門チームを設立しドキュメントの多言語化を進めている.
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